
鍼灸師という仕事をご存じでしょうか?
鍼灸師とは、人の身体にある経穴(けいけつ)と呼ばれるツボを鍼や灸を使って刺激することで、免疫力を高めたり、自然治癒を目指す東洋医学の分野で活躍するプロフェッショナルです。
もちろん人の身体に施術を施すわけですから、国家資格が必要となります。
ですから、鍼灸師になりたいと思った人は
鍼灸専門の学校に通って知識を学びたい、
国家取得を取得することが一般的です。
鍼灸専門学校では、一体どのようなことが学べるのでしょうか。
鍼灸師の国家資格を取得するには、東洋医学概論、解剖学、生理学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの履修が義務付けられているので、これらの全てを鍼灸師の専門学校で学ぶことができます。
生理学や解剖学で人の身体の仕組みをしっかりと学び、仕事に生かします。
多くの専門学校では臨床実習があり、実際に患者さんに問診をしたり、現場の雰囲気を感じることができるので、実際に仕事に対してのイメージが湧きやすく、資格取得を目指して勉強するモチベーションも保ちやすくなります。
鍼灸師の国家資格を取得するには、多くのことを学ばなくてはいけないので苦労もありますが、鍼灸師はとてもやりがいを感じられる仕事です。
鍼灸専門学校卒業後は、鍼灸院、整骨院、医療機関に就職をしたり、経験を積んだ後、独立して定年を気にせず事を続けられるのも魅力の一つです。